創立150周年を迎え

2022年11月7日

市P連広報委員(石巻小学校PTA)

 今年の運動会は『赤白 みんな 笑顔で団結』をテーマに、3年ぶりに全校児童がそろって行うことができました。

 当日は、1年生から6年生を縦割りにして作った班「なぎの木班」を赤白に分け、勝敗を競いながら力いっぱい走ったり、踊ったり、応援したりする姿が輝かしく、とても眩しかったです。特に6年生は、いきいきと動く姿や、下級生の面倒をみるだけでなく、最高学年としてチームを引っ張っていく姿が見られ、とても頼もしく感じました。

 子どもたちは、勝っても負けても、笑顔いっぱいで楽しい時間を過ごすことができ、とても嬉しそうでした。開催できて本当によかったです。

 さて、今年度創立150年目を迎える本校は、石巻山の麓にある樹齢500年以上の「なぎの木」とともに歴史を刻んできました。

 本校では「なぎの木班活動」と称して、レクレーションや掃除など、さまざまな活動を行ってきました。「なぎの木学習」では、地域の方を講師に招き、郷土を題材に、「ひと・もの・こと」を学ばせていただいております。

 4月には班発足の「なぎの木はじめましての会」を行い、「運動会」「農園活動」「野外劇」「石巻大作戦」と、年間通じて班活動を行っていきます。

 特に「野外劇」は、石巻小学校の名物です。昭和53年から毎年行われている行事です。石巻山を背景に、郷土に伝わる民話をもとに劇を演じています。さらに「石巻大作戦」という名の「なぎの木班お別れ遠足」は、石巻山の自然にふれながら、班ごとにゴールを目指すもので、この活動をもって班解散となります。一年の活動を通してできた思い出は、忘れられない宝物になると思います。

 こうした子どもたちの活動を、学校、地域、PTAが一丸となって協力し、これからも続けて行っていくためにはどうしたらよいのか、考えていくことが大切だと思いました。