「ふるさと小沢」を味わう活動を引き継ぐ

2023年1月27日

市P連広報委員(小沢小PTA)

 小沢小学校では食農教育を推進しており,環境農業委員の力をお借りして,田や畑で農作物を育て,収穫して味わう活動をしています。コロナ禍で中断を余儀なくされていましたが,今年度は新しい形で復活し,9月と1月に「小沢を味わう会」を開催することができました。

 9月には,小沢のブランド梨である「小島梨」を使って,児童が梨の皮むきに挑戦しました。以前は梨の皮の長さを競う「皮むき大会」を行っていましたが,小島梨について学習したり,梨そのものをおいしく味わったりすることに趣旨を変えて行いました。子どもたちは,先生方や保護者の見守る中,家で練習してきたそれぞれのむき方で,上手に皮をむくことができました。食べやすい大きさに切ってからむいて食べる子や,丸くつなげて皮をむいて,まるかじりする子など思い思いに小島梨を味わっている様子でした。

 1月には,日頃学校教育に関わっていただいているボランティアの方々をお招きする「感謝の会」と共に「もちつき会」を行っていましたが,やはりコロナ禍で実施が難しく,育てた米でおにぎりを作って食べるという活動に変えて実施しました。PTAとしては,ご飯をよそったり,ふりかけをかけたりして,子どもたちのおにぎり作りをサポートしました。

 それぞれの教室で,自分の握ったおにぎりをおいしそうにほおばる子どもたちの姿がみられました。サポートとして参加した私もそんな姿を見ることができ嬉しく思いました。コロナ禍で今まで通りにいかないこともありますが,実施方法を工夫することで,「小沢を味わう会」も継続していくことができると実感しました。これからもふるさと小沢ならではの活動が続いていくことを願っています。            

9月 小沢を味わう会(小島梨)           1月 小沢を味わう会(米)