5年生みんなで協力した米作りと販売(市P連広報委員 野依小PTA)

2023年12月22日

野依小では毎年5年生が地域の方に教わりながら米作りをします。5年生になり高学年になった子どもたちは、お米作りについて学びます。いつも自分たちの食べているお米はどんなふうにしてできているのか、どのくらいの期間でできているのか、調べ学習をしながら実際に地域の方に話を聞き、教えていただきながら学んでいきます。

5月になると地域の方から苗をいただき、田植えをします。今年はPTA役員として子どもたちと一緒に参加しました。初めての田んぼに驚き、転んでしまう子や、足が抜けずに友達に助けてもらう子もいましたが、悪戦苦闘しながらも順調に苗を植えることができました。

9月はいよいよ稲刈りの時期です。今年は雨が多く暑い日が続き、延期になりながらも、地域の方に鎌の使い方や刈り取った稲のまとめ方を教えてもらい、体験しました。慣れない作業に戸惑いながらも笑顔で稲刈りを行うことができました。

11月の学習発表会では、5年生たちが心を込めて作ったお米を自分たちの手で販売をします。我が家は「自分でお米を研いでご飯を炊くよ!あと一緒にお味噌汁も作るね」と、とても楽しみにしていました。自分たちで作ったお米を食べられる喜び、お米を作る大変さ、農家の方々への感謝を学ぶことのできる、とてもよい経験だと思います。

5月から始まり11月にかけて、「お米」を通して、ほんとうにたくさんのことを学ぶことができました。また、地域の方の協力や、先生たちからサポートをいただいていることを実感し、子どもとともに、改めて、支えてくれる方々への感謝の気持ちを抱く体験であったと思いました。