ふるさとの次郎柿 ふるさとの味(市P連広報委員 玉川小PTA)

2023年12月5日

  11月6日、玉川小学校では『柿』の収穫が行われました。毎年5年生が中心となり、秋の収穫に向けて、1年を通して柿のお世話をしています。

 1月、粗皮削りと剪定。6月には摘果。消毒や草刈りは地域の自治会長さんのお力を借りています。地域の方やJAの方にアドバイスをいただいたり、自分たちでも調べたりして、柿の育て方を学びます。こうした地域の農業に目を向ける学習は長い間、玉川小学校で引き継がれています。

 柿の種類も様々ですが、玉川小学校では東三河名産の『次郎柿』を育てています。今年は去年に比べると収穫量は少なかったですが、摘果や消毒のおかげで立派な柿が実りました。

 美味しい柿の選び方のポイントは、持ったときにずっしりとしているもの。表面に張りがあり、色がきれいなオレンジになっているものです。また来年柿を食べる機会がありましたら、思い出してみてください。

 さて、玉川小学校で収穫した柿は、全校児童や校区の方に向けて販売をしました。販売がスムーズにできるよう自分たちで話し合いをしました。5年生は、学習のまとめをして、2月に今の4年生に引き継ぎます。

 長年、引き継がれている柿学習。
 こうした学習を大切にしながら、子どもたちの地域を愛する心を育てていき、サポートしていきたいと思っています。