(子どもが楽しめるイベント)+(地域防災訓練) ➡[スタンプラリー]開催! (市P連広報委員 栄小学校PTA)
2023年9月4日
昨年度、「コロナ禍でもできる楽しいイベントをPTA主催で行いたい」という思いで、PTA役員で「栄スタンプラリー」を企画し、令和4年11月27日(日)、初めて開催しました。
児童が保護者と一緒に校区内のチェックポイント(神社)を巡り、ゴールの体育館を目指すスタンプラリーと、参加者を避難者と見立てた避難所受入れ訓練を、同時に行いました。イベントに防災訓練を併催することで、自治会からの協力を得られることができ、PTAと自治会にとって互いにいい影響があるのではないかという発想から、この一大イベントが生まれました。
参加者は、およその人数で、児童500名、保護者200名、地域の方100名。運営側としてPTA役員10名、有志10名、自治会40名。市役所の防災危機管理課の方を合わせると、参加人数は、総勢900名近くにのぼりました。
開催後、参加者から、「防災訓練も兼ねて地域を知ることができてよかった」「家の人と校区を巡って楽しかった」といった多くの声を聞くことができ、大成功でした。
他の単位PTA(学校)でも、ぜひ、取り組んでみてください。おすすめです。
<活動のおすすめポイント>
◇保護者と一緒に校区内を巡ることで、交通・防災・防犯の危険個所を確認し、その場で子どもに指導ができる。
◇緊急時の避難場所の確認や、校区の知らなかったところや魅力を再発見できる。
◇ウォーキングで家族の健康づくりができる。
◇参加率の低かった防災訓練に、若い世代にも楽しく参加してもらうことができ、訓練に活気が出る。
<苦労した点・配慮した点など>
◆参加児童の安全を考慮し、保護者同伴とした。保護者が参加できない児童へは、友達の保護者や校長先生と一緒に巡るなどの配慮をした。
◆ゴールである体育館での人の滞留をできるだけ少なくするため、ゴール時間に幅を設け、閉会式をなくした。
◆PTA役員の負担をできる限り少なくするため、自治会の協力で最小限の運営人数で催行した。
◆自治会の協力を得るには、自治会に助けてもらうだけでなく、自治会のメリットも考えてPTA活動に取り組むとよい。日頃から、自治会とのよりよい関係づくりが必要であると感じた。
<次回はこのようにしたい!>
・地域のお店などと協力して、まち探検の要素も増やし、さらに楽しいイベントにしたい。
・児童に参画してもらい、アイデアから運営まで成し遂げる楽しさを経験させたい。